Objectives and Key Results
組織が何を達成するのかという明確な目標と、その目標をどのように達成するかをモニタリングする指標
経営の最終目的地を絞り込んで決める (= 何に YES と言い、何に NO と言うか明確にする)
特徴
難易度の高い目標を掲げた時も進捗状況を確認できる
組織の目標を個人の目標に落とし込むことでコミットメントを引き出す
仕組み
目標 : 自分たちが何を目指すのかを言語化したもの (達成すべき戦略的目標)
定性的なものでよい
可能ならば、個人をエンパワメントして感情を揺さぶるようなメッセージ性の高いものにする 主要な結果 : 目標が達成されたかどうかを判断するための客観的な指標
多くの場合は定量的なもの
組織によって、最大で 5 個程度用意する
3 ヵ月サイクル : OKR を四半期の期初に設定し、期末にレビューする、というのが目標管理の流れ
設定時には、メンバーを巻き込み、全員で議論する → 自分ごとになるように
レビュー時は、主要な結果にスコアを付ける (0 〜 1 の小数点第 1 位までの値か、パーセントで表現)
0.6 〜 0.7 を適正値とするのが良いとされている
目標に対する結果を予め明確化しておくことで、達成度を測りやすくしている
人事評価と OKR のスコアを直接は連動させない
仕事の中身を定性的に評価する
意識すべきこと
目標と方針は自分ごとになるようにする
OKR のほぼ半分は自分で決めてもらうようにすると良い
野心的な目標を設定できるようにする
達成度を計測する (達成したかどうかの指標をあらかじめ決め、その計測手段も確保しておく)
関連
参考文献